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JSW環境・社会報告書2015 環境への取組み | JSW日本製鋼所

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(1)

日本製鋼所

環境・社会報告書

(2)

当社は環境との調和が社会の一員たる企業の重要な責務であることを認識し、環

境保全に留意した生産活動と環境保全技術の追求を通して、生態系と調和した社

会の持続的発展への寄与を目指して事業活動を行う。

   行 動 指 針

1

:環境に関する取り組みを組織的に行い、環境保全活動の継続的な推進を図る。

2

:適正な目的および目標を定めて、生物多様性への影響を配慮した環境負荷の低

  減を図る。

3

:環境保全に寄与する製品およびサービスの社会への提供。

:製品について環境および安全衛生を含めた社会的価値の向上に努める。

:環境に係るニーズの把握と技術開発により、環境負荷を軽減する製品および

   サービスを提供する。

 各事業所共通方針

事業所はその事業内容および地域社会などそのとりまく環境を考慮し、国際規格

に準じた手法により環境方針、環境目的および目標を定めて活動する。

:法規および会社が合意している外部との取り決めの順守。

:生態系への影響に配慮した汚染の予防、廃棄物の削減および適正な処理。

:省エネルギー、省資源・リサイクルの促進などを通じた「資源生産性」の向上。

:従業員および事業所の構内企業への事業所方針の周知および協力の要請。

(3)

環境活動のあゆみ

1

2

3

4

5

 7

8

9

10

12

14

14

14

1 9 9 7

1 9 9 3

1 9 9 8

2 0 0 1

2 0 0 3

2 0 0 6

2 0 0 7

2 0 0 8

2 0 0 9

2 0 1 2

2 0 1 3

2 0 1 7

「環境問題に関するJSWの環境方針」作成

「環境マネジメント委員会」設置

(ISO14001取得への取り組み開始)

室蘭製作所、広島製作所 ISO14001認証取得

環境管理活動中期計画(2001∼2005) 策定

全社環境管理規程 制定

環境報告書発行

第2次環境管理活動中期計画(2006∼2010) 策定

横浜製作所 ISO14001認証取得

創立100周年

全社カーボンマネジメント会議 設置

第3次環境管理活動中期計画(2009∼2012) 策定

環境データ集計範囲を拡大(グループ会社、海外拠点)

第4次環境管理活動中期計画(2013∼2017) 策定

第4次環境管理活動中期計画 目標年度

編集方針

この環境・社会報告書は、日本製鋼所

がどのような考え方で事業活動を進

めているか、また環境負荷を削減する

ための活動や社会的活動にどのよう

に取り組んでいるかをわかりやすくま

とめたものです。本報告書の作成にあ

たっては、環境省の「環境報告ガイド

ライン」および「環境会計ガイドライ

ン」を参考にしています。

報告対象範囲

掲載内容は2014年4月1日∼2015

年3月31日を対象にしています。対象

範囲は、株式会社日本製鋼所および

関連会社を対象にしています。環境パ

フォーマンスに関するデータは、国内

および国外の製作所ならびに子会社

を対象としています。

Contents

日本製鋼所の環境基本方針

環境活動のあゆみ

 環境への取り組み

 環境管掌役員挨拶

 環境マネジメント

 環境管理活動

 事業活動と環境負荷の状況

 地球温暖化の防止

 廃棄物の削減

 環境負荷物質の低減

 環境負荷低減製品

 社会への取り組み

  企業市民としての取り組み

  地域交流・貢献活動

(4)

代表取締役副社長

田中 義友

当社の環境保全活動は1993年に環境方針を作成して以来、マネジメント委員会の

設置、環境中期計画の策定、ISO14001の取得等の活動を推進してまいりました。

昨年スタートした5ヵ年の第4次環境中期計画では、環境活動の対象範囲をグルー

プ会社、海外拠点へも拡大してJSWグループ全体で中期計画の目標達成に向けて

活動しております。中でも省エネルギー対策と温暖化対策としてのCO

2

排出量削減

が大きな課題と考えております。

「環境・社会報告書2015」を通じて、JSWグループの環境への考え方、ならびにそ

の活動の成果と今後の取り組みを皆様にご報告いたします。

当社の環境管理活動に対し、皆様方の忌憚のないご意見をお寄せいただければ幸

甚です。

今後ともご理解、ご支援を賜りますようお願いいたします。

JSWグループ全体で環境保全活動に取り組みます

環 境への取り組み

JSWグループの総合力を発揮し、

地球にやさしいものづくり企業を目指し、

地球温暖化の防止、廃棄物の削減、

環境負荷物質の低減に

(5)

当社は国際社会や地域との調和を図りながら、事業活動を行うことの重要性を認識し、1997年より全社活動として環

境管理活動を推進してきました。1998年に室蘭製作所、広島製作所、2006年には横浜製作所がISO14001の認証を

取得し、環境管理活動の維持向上に努めています。グループ会社の名機製作所、Fine Crystal Precision(S. Z.)にお

いてもISO14001を取得しております。

環境マネジメント

環境管理担当役員を委員長とする環境マネジメント委員

会で、全社の年度環境管理方針、活動計画を決めていま

す。各製作所には環境管理委員会を設けて環境管理活

動を推進し、関連会社を含むグループ企業が一丸となっ

て環境負荷の低減に取り組んでいます。

環境マネジメントシステムにおける国際規格ISO14001

の認証を室蘭製作所、広島製作所、横浜製作所ならびに

グループ会社の名機製作所、Fine Crystal Precision

(S. Z.)で取得しています。

ISO14001を取得している事業所では、第三者審査登録

機関による外部審査と内部監査を年1回以上実施し環境

マネジメントシステムの維持改善が図られているかを確

認しております。

なお、当社およびグループ会社は法令を順守し、2014年

度も法令違反は認められませんでした。

事業所

室蘭製作所

広島製作所

横浜製作所

名機製作所

Fine Crystal Precision

現審査登録機関

  

LRQA   

JQA

LRQA

ASR

Intertek

取得日

1998年12月18日

1998年12月18日

2006年 9月 4日

2005年 3月 4日

2007年 3月 7日

審査登録機関 LRQA

       JQA        ASR        Intertek

:ロイドレジスタークオリティアシュランスリミテッド :財団法人 日本品質保証機構

:エイエスアール :インターテック

事業所のISO14001取得状況

広島製作所 室蘭製作所

横浜製作所

組織図

環境マネジメント推進体制

ISO14001取得状況

全社環境管理統括者 (環境マネジメント委員会委員長)

環境マネジメント委員会

 ● 各製作所長  ● 各事業部長

 ● 本社経営企画部門長室長  ● 本社総務部門長  ● 本社経理部門長  ● 本社環境管理部門

専門部会

 ● 省エネ部会  ● 製品部会

各製作所 環境管理統括者 (製作所長)

各製作所 環境管理責任者

部門、グループ

関連会社

部門、グループ

関連会社 グループ会社

環境管理統括者 (社長)

グループ会社 環境管理責任者 環境管理委員会

(6)

当社では2001年度に初めて環境中期計画を策定して以来、全社で環境管理活動を積極的に推進してきました。2013

年度に新たに第4次環境中期計画(2013∼2017年度)を策定し、環境管理活動の範囲もJSWグループ全体として目

標達成に向けて活動に取り組んでいます。

環境管理活動

2014年度は、環境中期計画(2013∼2017年度)の初

年度であり各製作所ならびにグループ拠点を含めたJSW

グループ全体として目標達成に向けて活動しました。

法令順守については、環境関連施設および製作所周辺

の環境パトロールを実施、環境保全に係る法規制の適

用と順守・管理状況に異常がないことを確認しました。ま

た、環境パトロール結果の水平展開および今後の取り組

みについて、関連会社・協力会社を含めた従業員への教

育を実施しました。

2014年度活動目標と実績

環境への取り組み

2014年度活動実績と環境中期計画(2013∼2017)目標指標

重点項目

(1)地球温暖化防止の推進   エネルギー使用量削減

  輸送エネルギー消費量 削減

(2)省資源・リサイクルの推進   廃棄物排出量削減

(3)化学物質の管理

(4)環境配慮型製品の推進

(5)法令順守

(6)環境マネジメント   環境管理システムの維持 継続

  環境マネジメント対象範囲 の拡大

(7)ステークホルダーとの   コミュニケーションの推進

2014年度実績

原単位2010年度比4%削減を 目標として活動

室蘭製作所  +26% 広島製作所  −10% 横浜製作所  −35%

原単位2010年度比4%削減を 目標として活動

 国内輸送に係るエネルギー使用量 37TJ  エネルギー使用量原単位 +39%

原単位2010年度比4%削減を 目標として活動

室蘭製作所  −40% 広島製作所  −67% 横浜製作所  −36%

PRTR法に基づき対象化学物質 の移動・排出量を報告

製品の環境負荷削減を推進

法令違反事項なし

ISO14001の認証継続

JSWグループ全体で環境管理 を実施

8月に第12回目の環境・社会報告書 を電子版で発行

達成度

△ △ ◎ ◎ ○ ◎ ◎ ○ ◎

2015年度活動目標

原単位2010年度比5%削減を 目標として活動を展開

原単位2010年度比5%削減を 目標として活動を展開

原単位2010年度比5%削減を 目標として活動を展開

PRTR法に基づく対象化学物質の 確実の把握と使用量の削減

設計・開発段階から環境影響の 把握と環境負荷低減を図る

環境関連法規制の順守状況の報告 法規制改正事項等の確実な伝達

環境マネジメントシステムの 自主改善を推進

JSWグループとして環境管理を推進

JSWグループとして各事業所の環境 保全活動状況等の情報提供に努める

2017年度達成目標

エネルギー使用原単位 7%削減

(2010年度基準)

国内輸送に係る エネルギー使用原単位 7%削減

(2010年度基準)

廃棄排出原単位 7%削減 (2010年度基準)

製作所別に定めたPRTR法対象 化学物質の削減目標の達成

製品含有化学物質の全量把握

環境法令違反なし

※評価: ◎ 達成  ○ 達成率80%以上  △ 達成率80%未満

●当社グループ全体で排出するCO2はほとんど全てがエネルギー起源であるため、エネルギー使用量の削減がCO2排出量の削減となります。

(7)

環境保全への取り組みを定量的に評価する方法として

環境会計を取り入れました。当社の取り組みを下記項目

で集計しました。2014年度の環境保全に係る費用額は

総額11億4,200万円となりました。これは当社の売上

高の0.6%に相当します。

環境会計

環境会計(対象期間:2014年4月1日∼2015年3月31日)

(百万円)

(1)公害防止コスト

(2)地球環境保全コスト

(3)資源循環コスト

(4)管理活動コスト

(5)研究開発コスト

(6)社会活動コスト

(7)環境損傷対応コスト

●電気炉、焼却炉の維持・運営

●工場排水の水質測定

●工場内指定箇所の騒音測定

●メッキ排水処理設備更新

●LED照明の導入

●金属屑、紙類、廃プラのリサイクル

●廃棄物の収集、運搬、処理、処分

●ISO14001の認証維持、従業員への環境教育

●工場内緑地の維持管理

●環境対応製品の研究開発とその人件費

●既存製品の環境負荷低減のための改良に伴う開発費

●クリーンキャンペーン活動ほか

●賦課金ほか

399

15

391

108

321

3

18

187

2

471

65

396

3

18

費目分類 主な取り組み内容

合計 1,255 1,142

2014年度費用額 2013年度費用額

グリーン調達

2004年度からグリーン調達への取り組みを始めまし

た。当社の取引先における環境マネジメントシステム

(EMS)の構築状況を把握するため、各製作所の主要な

取引先を対象に環境保全活動の取り組み状況をアン

ケート形式で調査しました。その結果、回答のあった取

引先の8割がなんらかの形で環境保全活動を実施して

いるということが判明しました。今後は調査対象とする

取引先の範囲を、全ての取引先まで順次拡げていく予

定です。

(8)

素形材・エネルギー事業部門および産業機械事業部門の製造工程における環境負荷の発生状況は以下の通りです。

当社では、エネルギー、用水などの投入量(INPUT)と製造過程で生じる廃棄物や二酸化炭素、水などの排出量

(OUTPUT)を定量的に把握し、環境改善活動に活かしています。

事業活動と環境負荷の状況

環境への取り組み

INPUT

資 材

エネルギー

金属

(鉄鋼、非鉄金属)

プラスチック

ゴム、木材等

3,793TJ

化学物質

用 水

2,437万m

3

6,999t

製 造

原子炉用鍛鋼部材

発電用一体型ロータシャフト

火力発電用タービンケーシング

石油精製用リアクター

クラッド鋼板・鋼管

風力発電機

素形材・エネルギー製品

二軸押出機

単軸押出機

フィルムシート装置

電動射出成形機

中空成形機

マグネシウム合金用射出成形機

アルミニウムダイカストマシン

エキシマレーザアニール装置

産業機械製品

OUTPUT

CO

(電力燃料由来)

2

CO

(国内輸送)

2

2,534t-CO

2

化学物質(排出・移動量)

排 水

1,826万m

3

260t

242,373t-CO

2

廃棄物排出量

13,561t

リサイクル量

91,698t

廃棄物総発生量

105,261t

廃棄物 総発生量のうち

87%

(9)

関連会社を含めた2014年度の事業活動における総エネルギー使用量は3,793TJ、二酸化炭素排出量は24.2万トン

-CO

2

でした。

2014年度の国内輸送に係るエネルギー使用量は37TJ、二酸化炭素排出量は0.25万トン-CO

2

で事業活動による排出

量の1.0%に相当します。

地球温暖化の防止

2014年度のエネルギー使用量は、前年度に対して

5.2%減少しました。エネルギー使用量3,793TJのうち

海外拠点での使用量(85.5TJ)は全体の2.3%でした。各

拠点では省エネルギー活動を積極的に推進して、効率的

なエネルギー利用を進めています。照明器具のLED化も

積極的に推進しております。

エネルギー使用量

2014年度の二酸化炭素排出量はエネルギー使用量が

5.2%減のため前年から12%減の24.2万トン-CO

2

でし

た。そのうち1.2%(0.3万トン-CO

2

)が海外拠点での排

出量でした。

各拠点とも効率的なエネルギー利用により二酸化炭素

排出量の削減に取り組んでおります。

二酸化炭素排出量

※2011年度より、室蘭・広島・横浜製作所に加え、国内グループ会社と海外拠点も  集計対象としました。

■ 室蘭製作所 ■ 広島製作所

■ 横浜製作所 ■ 本社・グループ会社等        

二酸化炭素排出量の推移

35 30 25 20 15 10 5

(万t-CO2)

(年度)

0

1990 2005 2010 2011 2012 2013 32.4

29.5 29.4

26.6 27.5 27.5

2014 24.2

※TJ:T(テラ)は1012、J(ジュール)は熱量の単位。

※2011年度より、室蘭・広島・横浜製作所に加え、国内グループ会社と海外拠点も  集計対象としました。

エネルギー使用量の推移

6,000 5,000 4,000 3,000 2,000 1,000

(TJ)

(年度)

0

1990 2005 2010 2011 2012 2013 5,151 4,840 4,869

4,099 4,018 4,000 ■ 室蘭製作所 ■ 広島製作所

■ 横浜製作所 ■ 本社・グループ会社等        

(10)

素形材事業と産業機械事業では事業活動に大きな違いがあり、両業種にまたがり事業活動を行っている当社では、製

作所ごとに特有の廃棄物が排出されます。

各製作所では、リデュース、リユース、リサイクル(3R)を基本として取り組んでいます。

廃棄物の削減

環境への取り組み

廃棄物排出量の推移

100

80

60

40

20

(%)

再資源化率

(年度)

2010 2011 2012 2013 2014

再資源化率:再資源化量/廃棄物発生量

0

78 77 88 86 87

3,000 2,500

2,000 1,500 1,000 500

(万m3

用水使用量

(年度)

0

2010 2,825

2011 2,535

2012 2,480

2013 2,503

2014 2,437

※2011年度より、室蘭・広島・横浜製作所に加え、国内グループ会社と海外拠点も  集計対象としました。

用水使用量の内訳(2014年度)

40,000

20,000 30,000

10,000

(t)

(年度)

0

2010 2011 2012 2013 38,554

28,664

14,764 15,879

※2011年度より、室蘭・広島・横浜製作所に加え、国内グループ会社と海外拠点も  集計対象としました。

2014 13,561

■ 室蘭製作所 ■ 広島製作所

■ 横浜製作所 ■ 本社・グループ会社等        

廃棄物排出量は、室蘭製作所での整備が一段落したた

め、2010年度から排出量が減少してきております。2014

年度の排出量は前年に比べて14.6%減少しました。全社

の再資源化率は87%になりました。廃棄物排出量の96%

は室蘭製作所からの排出でした。他の製作所では再資源

化、廃棄物の削減の徹底が進み、特に広島製作所では排

出量が減少傾向にあります。

廃棄物排出量

2014年度の総用水使用量は2,437万m

3

、総排水量は

1,826万m

3

でした。海外製造拠点での用水使用量

(11.1万m

3

)および排水量(11.4万m

3

)はともに全体

の0.4∼0.6%でした。

用水量の99%は室蘭製作所で使用しています。室蘭製

作所では水資源の有効利用に努め、使用量の半分以上

に海水と回収水を使用しています。

用水使用量

上水道 387

工業用水 941

海水 503

回収水 606

(11)

各製作所および関連会社では、化学物質をはじめとした環境負荷物質の管理を進め、有害物質の排出削減に取り組ん

でいます。PRTR法に基づいて各製作所および関連会社は化学物質の排出・移動量を各自治体に毎年報告しています。

主に製鋼、溶接、メッキ、洗浄、塗装などの製造プロセスで第一種指定化学物質を使用しています。

PRTR法:特定化学物質の環境への排出量の把握等および管理の改善の促進に関する法律

環境負荷物質の低減

化学物質の排出・移動量

室蘭製作所

87 309 412 453

広島製作所

53 57 80 296 300

横浜製作所

80 300

関連会社

53 80 87 88 296 300 304 308 400 412

クロムおよび 3 価クロム化合物 ニッケル化合物

マンガンおよびその化合物 モリブデンおよびその化合物 エチルベンゼン

エチレングリコールモノエチルエーテル キシレン

1,2,4-トリメチルベンゼン トルエン

キシレン トルエン エチルベンゼン キシレン

クロムおよび3価クロム化合物 6価クロム化合物

1,2,4-トリメチルベンゼン トルエン

鉛 ニッケル ベンゼン

マンガンおよびその化合物 合計

政令番号 排出量 (kg)

2013年度 2014年度 物質名 移動量

(kg) 排出量(kg) 移動量(kg)

室蘭製作所では鉄鋼製品の素材生産が 中心で、主に成分調整、溶接に使用してい ます。

広島製作所では機械完成品を多く扱う関 係上、主に洗浄、塗装に使用しています。

横浜製作所では機械完成品を多く扱う関 係上、主に洗浄、塗装に使用しています。

室蘭製作所内には給油を行う関連会社が あります。

広島製作所内には鋳造および機械加工、 溶接、熱処理、表面処理関係の関連会社 があり、主に成分調整の物質、洗浄に使用 しています。

0 16 13 0 4,801 1,149 9,399 386 30,163 665 688 2,215 5,779 23 0 1,800 10,997 0 20 2 20 68,136 0 18 14 0 4,343 523 8,608 360 28,074 636 523 1,958 5,561 58 0 0 11,047 0 40 2 82 61,845 30,718 80,854 74,973 26,041 181 72 423 23 7,379 0 0 277 525 6,587 167 18 135 9 217 0 644 229,244 25,140 75,917 61,290 21,262 223 38 521 27 5,661 0 0 193 377 5,743 184 0 175 8 127 0 808 197,694 297,380(kg) 259,538(kg) 総合計

PRTR法に基づいて各製作所および関連会社は、化学物

質の排出・移動量を各自治体に毎年報告しています。

2014年度の化学物質排出移動量は2013年度に比べ

て12.7%減少しました。

(12)

環境への取り組み

各製作所とも、大気汚染防止法をはじめ、条例、協定な

どに基づき、特定施設からの排ガスを定期的に監視して

おり、排出基準に適合しています。2014年度のSOx(硫

黄酸化物)排出量は合計で200トンでした。

大気汚染物質の排出量

350(t)

SOx排出量

(年度)

300 250 200 150 100 50 0

2010 322

2011 227

2012 252

2013 266

2014 200

ポリ塩化ビフェニル(PCB)への対応

使用済みのPCB含有廃棄物は「PCB廃棄物

特別措置法」

*

に従い適正に保管・管理し、届

け出ています。今後とも、特別措置法に則り

PCB廃棄物の処理を進めていきます。

*「ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関す

 る特別措置法」 室蘭製作所 広島製作所 横浜製作所

各製作所の管理状況

各製作所とも、水質汚濁防止法をはじめ、条例、協定など

に基づき、排水口からの排水を定期的に監視しており、排

出基準に適合しています。室蘭製作所はCOD(化学的酸

素要求量)が、広島製作所および横浜製作所はBOD(生

物化学的酸素要求量)が、それぞれの排出基準になってい

ます。

水質汚濁物質の排出量

BOD排出量(広島製作所・横浜製作所)

COD排出量(室蘭製作所)

BOD排出量

● 排出許容量*

*排出許容量=年間排水量 排水基準

70(t)

(t)

(年度)

60 50 40 30 20 10

2010 9

2011 15

2012 12

2013 10

2014 7 0

■ COD排出量

● 排出許容量*

*排出許容量=年間排水量 排水基準

(年度)

1,000 800

600 400

200

2010 45

2011 28

2012

41 41

2013 32

(13)

鉄鋼業の分野として、発電や製鉄等に使われる大型鋳鍛鋼をはじめ、天然ガス採掘や海水淡水化、石油化学産業等に幅広く使われ

るクラッド鋼板・鋼管、さらに石油精製用の圧力容器や風力発電機等の製品群を提供し、世界のエネルギー産業を支えています。

樹脂機械製品としては、高効率動力伝達機構や電源回生機能を備えた樹脂機械製品をお届けしており、これらは消費電力を大幅に

削減し、省エネルギーを実現します。このほか、成形不良品の無駄を省き材料使用量を削減するもの、プラスチック製品中の揮発性

有機化合物(VOC)を低減するものなど、環境に貢献する製品を数多く取り揃えています。

環境負荷低減製品

蓄圧器とは

燃料電池自動車に貯める水素は一回の充填で長い走行距離とする為に高圧仕様にしています。従い、水素ステーション側から短時間で水素

を車にフル充填するには、蓄圧器を設置し貯める水素をあらかじめ高圧にしておく必要があります。当社の鋼に関する高い技術力を活かした

高耐久性・高信頼性の鋼製水素蓄圧器は安全に長期間使用することができ、稼働中の高精度な保安検査も可能としています。

水素と酸素を化学反応させて発電する燃料電池は、環

境にやさしいエネルギーとして注目されています。燃料

電池を搭載した燃料電池自動車は、二酸化炭素や有害

ガス排出量を大幅に削減でき、環境にやさしいエネル

ギーを利用した究極のエコカーです。2014年より燃料

電池自動車の一般ユーザ向けの販売が始まり、燃料電

池自動車に水素を供給する水素ステーションの整備が

各地で進められています。水素に関する研究開発の歴史

が40年以上ある当社でも、水素ステーションの一端を

担う製品として蓄圧器を開発しました。

水素ステーション用蓄圧器(エコカー関連)

クリーンエネルギーとして需要が高まる天然ガスの採掘

や、世界的に高まる水資源問題を解決する海水淡水化

装置に、高度な圧延技術を活かした、当社製クラッド鋼

板・鋼管が活用されています。

クラッド関連

クラッド鋼板(鋼管)とは

CRA : Corrosion Resistant Alloy

ステンレスニッケル鋼など

合金側 耐食・耐熱

鋼材(母材)側強度など 合金と異なった性質 炭素鋼

合金

鋼材

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世界トップクラスの性能を誇る製品を、型締力35トン∼

3,000トンまでラインナップしています。駆動部の高性能

サーボモータと、当社独自の制御システムの採用により、

成形品質の安定化を実現します。その成形質量ばらつ

きは従来の油圧射出成形機に比べ80%も向上してお

り、成形不良品の無駄を省き、材料使用量の削減を可能

にします。

省エネルギー面では、高効率動力伝達機構と電源回生

機能により、油圧射出成形機に比べ、消費電力を大幅

(1/2∼1/3)に削減します。特に2015年3月に販売開

始された中型J-ADSシリーズは、省エネ射出シリンダの

採用により、現行J-ADシリーズに比べさらに10%程度

消費電力の削減を可能にします。

電動射出成形機

近年、スマートフォンやEV(電気自動車)向けとして急速

な需要拡大を続けるリチウムイオン電池。その主要部材

の1つ、安全装置となるシャットダウン機能を持たせた

セパレータフィルムは電池の高容量化に伴い、さらなる

高機能性を求められております。当社ではお客様の様々

なニーズに迅速に対応できるよう従来の逐次延伸技術

に加え、今年4月に同時二軸延伸事業を獲得し、業界

NO.1の製品ラインアップを確立しました。これにより、

強度や耐熱性を持たせた薄膜高機能セパレータフィル

ムの技術開発が飛躍的に向上し、電気自動車に搭載さ

れる高容量リチウムイオン電池の普及に大きく貢献して

います。今後も電気自動車をはじめとする、環境に寄与

した製品、部材の開発を続けます。

フィルム製造装置

環境への取り組み

フィルムを縦方向と横方向に同時に延伸。より高

付加価値のフィルムの製造に適している。 フィルムを縦方向、横方向に順次延伸。高生産性を要するフィルムの製造に適している。

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日本産業機械工業会が、横浜製作所の環境活動を紹介

社 会への取り組み

すべてのステークホルダーや地域と調和する企業として、

皆様から信頼される存在となることを目指しています。

環境報告 ハイライト

(一社)日本産業機械工業会「日本産業機械工業会 環境委員会 環境活動報告書2014」

において、当社横浜製作所の環境への取り組みが紹介されました。同報告書は2004年度に創

刊され、毎年、同会と会員企業の環境への取り組みや成果について、会員企業はもとより広く

社会に向けて発信しており、2014年版で11回目の発行となります。今回、同報告書の「会員企

業環境保全活動」紹介コーナーにおいて、横浜製作所の取り組みが1ページをさいて、写真入

りで詳しく掲載されました。横浜製作所では、今後の取り組みとして、地球温暖化防止とエネル

ギーコスト上昇に対応し、生産設備の更新やLED照明の導入などを計画しています。また、独

自技術で進化させた環境配慮設計による環境負荷の少ない製品・サービスを提供し、社会に

貢献していくことを目指しています。

法令・規制等の順守

各製作所においては、地域社会との共生を図るために

関連法規および地方条例に基づいて、公害に関係する

特定設備の届け出、廃棄物の測定、分析などを定期的に

実施しています。特に環境基本法などに定められている

大気汚染、水質汚染、騒音などの環境基準については、

官庁への測定結果の届け出、立ち会い検査、自主検査を

行うことで、適正な基準にあることを確認しています。

企業市民としての取り組み

広島製作所の活動 横浜製作所の活動

周辺地域の清掃活動

広島製作所では、2003年より地域周辺・通勤経路の清

掃活動を毎年春・秋と2回実施しています。清掃活動は

12年22回の記録となりました。清掃活動13年目となる

2015年も地域社会の一員として環境保全活動を行って

いきます。

横浜製作所では、地域貢献活動の一

環として、通勤経路の美化活動を新

入社員教育のひとつとして実施して

いるほか、年2回全従業員による構

内・外の美化活動も実施しています。

構外清掃で回収したペットボトルや吸殻などの廃棄物回

収、構内では雑草の駆除などの緑化整備を推進し、廃棄

物は製作所内で分別・適正に処分しています。今後も継

続的に活動を行っていきます。

(16)

2015.9

〒141-0032 東京都品川区大崎1-11-1

株式会社 日本製鋼所 総務部

Tel.03-5745-2014 Fax.03-5745-2025

参照

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